近年、細胞膜や脂質分野の研究の発展により、生体膜のダイナミクスやこれを誘導するタンパク質や脂質の要因が明らかとなってきました。一方では、化学・計算化学分野においても膜構造とその変化を理解し、誘導する方法論の開発が試みられています。細胞生物学、脂質生化学、ペプチド化学、脂質化学、計算化学などをバックグラウンドとする関連の先生に話題を提供いただき、生体膜のダイナミクスを誘導する化学・生物学的要因やこれを制御する方法論を考える契機となることを期待し、本フォーラムを開催します。

日時
場所 京都大学宇治キャンパス 宇治おうばくプラザ セミナー室
世話人 二木 史朗(京都大)、松崎 勝巳(京都大)
主催
参加費

近年、細胞膜や脂質分野の研究の発展により、生体膜のダイナミクスやこれを誘導するタンパク質や脂質の要因が明らかとなってきました。一方では、化学・計算化学分野においても膜構造とその変化を理解し、誘導する方法論の開発が試みられています。細胞生物学、脂質生化学、ペプチド化学、脂質化学、計算化学などをバックグラウンドとする関連の先生に話題を提供いただき、生体膜のダイナミクスを誘導する化学・生物学的要因やこれを制御する方法論を考える契機となることを期待し、本フォーラムを開催します。

日時 2012年12月21日(金)午後1時~5時30分
場所 京都大学宇治キャンパス宇治おうばくプラザ・セミナー室
JR 奈良線、京阪宇治線黄檗(おうばく)駅下車、京都大学宇治キャンパス内
キャンパスマップ
主催 日本ペプチド学会
協賛 日本化学会、日本薬学会
世話人 二木 史朗(京大化研)、松崎 勝巳(京大院薬)
参加費 無料

プログラム

伊藤俊樹(神戸大医)
「生体膜の形状変化を誘導、感知するタンパク質の機能」
梅田真郷(京大院工)
「リン脂質結合性ペプチドの創成とその細胞生物学への応用」
中戸川仁(東工大生命理工)
「オートファジーの分子機構:Atg タンパク質群が引き起こすダイナミックな膜形成」
村田道雄(阪大理)
「脂肪酸結合タンパク質の不思議な基質認識機構」
松崎勝巳(京大薬)
「ガングリオシドクラスターを介した毒性型アミロイドβペプチド凝集体の形成機構」
星野忠次(千葉大院薬)
「アミロイドβペプチドと GM1 ガングリオシド/コレステロール含有脂質膜との相互作用に関する計算機シミュレーション」
篠田渉(産総研)
「階層的分子シミュレーションによる脂質膜・ベシクルの研究」
二木史朗(京大化研)
「アルギニンペプチドの細胞膜透過とその要因」

問合先

  • 611-0011 宇治市五ヶ庄 京都大学化学研究所
  • 二木史朗
  • E-mail:futaki@scl.kyoto-u.ac.jp
  • 電話:0774-38-3210