2016年4⽉に思いがけず14期会⻑を拝命し,任期満了となる年明けを迎えました。ペプチド学会会員の皆様の多⼤なご協⼒により,ペプチド学会活動をこれまで何とか進めてくることができました。何よりも最初に,⽀えていただきました会員の皆様に厚く御礼申し上げます。2018年年明けには,2018年度から学会運営にご参加いただく第15期評議員の選挙が⾏われます。また,引き続き理事選挙も⾏われる予定です。会員の皆様にはぜひ期限内での投票を⾏っていただきます様お願い申し上げます。少々気が早いですが,新たに選出される先⽣⽅にはペプチド学会の活性化に向けご協⼒賜ります様お願い申し上げます。
2016年4⽉に思いがけず14期会⻑を拝命し,任期満了となる年明けを迎えました。ペプチド学会会員の皆様の多⼤なご協⼒により,ペプチド学会活動をこれまで何とか進めてくることができました。何よりも最初に,⽀えていただきました会員の皆様に厚く御礼申し上げます。2018年年明けには,2018年度から学会運営にご参加いただく第15期評議員の選挙が⾏われます。また,引き続き理事選挙も⾏われる予定です。会員の皆様にはぜひ期限内での投票を⾏っていただきます様お願い申し上げます。少々気が早いですが,新たに選出される先⽣⽅にはペプチド学会の活性化に向けご協⼒賜ります様お願い申し上げます。
2017年度は⽇本ペプチド学会賞選考の年にあたっており,京都薬科⼤学の⾚路が受賞者として選考されました。また,同選考委員会による選考の結果,2017年度⽇本ペプチド学会奨励賞受賞者として東京薬科⼤学の⾕⼝敦彦先⽣と静岡⼤学の鳴海哲夫先⽣のお⼆⼈が選考されました。2017年11⽉に⼤阪府⽴⼤学で開催された平成29年度⽇本ペプチド学会通常総会で各賞受賞が承認され,第54回ペプチド討論会でそれぞれの受賞内容について講演がありました。特に,若⼿研究者から選ばれた奨励賞受賞者の先⽣⽅には,これからのペプチド学会をリードしていただけますよう益々のご活躍を⼤いに期待しております。
⽇本ペプチド学会のもっとも重要な活動である2017年度ペプチド討論会は,⼤阪府⽴⼤学の藤井郁雄先⽣のお世話により⼤阪府⽴⼤学で開催されました。本討論会につきましてはあらためて項を別にしてご報告があるかと思います。2018年度の討論会は,京都⼤学の⼆⽊史朗先⽣及び松崎勝⺒先⽣のお世話により本年12⽉3⽇(⽉)〜7⽇(⾦)にわたり第10回国際ペプチドシンポジウムとして開催される予定です。京都市の中⼼に位置するロームシアター京都を中⼼会場として久々に⽇本で開催される国際学会ですので,先⽣⽅の研究成果を広く世界にアピールできる絶好の機会となります。ぜひ多くの学会員の先⽣⽅やご所属の⼤学院⽣・学部⽣の⽅々にご参加いただき,最新の研究発表を多数紹介いただきますようお願い申し上げます。また,2017 年度の若⼿ペプチド夏の勉強会(8⽉5⽇〜7⽇開催)は,⼤庭誠先⽣(⻑崎⼤学),加藤太⼀郎先⽣(⿅児島⼤学),および出⼝庸介先⽣(国⽴医薬品⾷品衛⽣研究所)のお世話により⻑崎市の⻑崎ブルースカイホテルで開催されました。158名の若⼿ペプチド研究者の参加による活発な討論が⾏われ,参加された若⼿研究者にとって⼤いに意義のある会になりました。2018年度の勉強会は鳴海哲夫先⽣および佐藤浩平先⽣(静岡⼤学)のお世話により浜松市の⽅広寺で開催される予定です。多くの若⼿研究者のご参加を期待しております。⽇本ペプチド学会は,年2回程度開催されるペプチドフォーラムの後援も⾏っております。⽇本ペプチド学会のさらなる活性化に向け,会員の先⽣⽅からの新しい企画提案をお待ちしております。
2018年度には,京都で開催される第10回国際ペプチドシンポジウムの他いくつかの国際シンポジウムが予定されております。8⽉26⽇〜31⽇には 35th European Peptide Symposium が Dublin, Ireland で開催されます。またアジア・オセアニア地区では,6⽉25⽇〜26⽇の予定で 22nd Korean Peptide Protein Symposium が Yeosu で,7⽉4⽇〜7⽇の予定で 15th Chinese Peptide Symposium が Shenzhen で開催される予定です。若⼿学会員がこれらの国際学会に参加される場合にはペプチド学会から Travel Award を受けることができます。ぜひ本学会の⽀援事業を活⽤いただき,積極的に国際学会にご参加いただきます様お願いいたします。
最近のペプチド討論会に⾒られる⼤きな特徴の⼀つとして,海外からの参加者に継続して参加いただけるようになってきたことがあげられます。討論会での発表がほとんど英語で⾏われていることが⼤きく寄与していることは確実であろうと思っております。特に今年の討論会は国際学会となることでもあり,⼀層の海外研究者の参加が⾒込まれます。会員の先⽣⽅には,海外への情報発信を積極的に進めていただけるよう所属研究室の若⼿研究者をより⼀層エンカレッジいただきますようお願い申し上げます。また,最近の討論会演題からは,⽇本のペプチド科学が広い学問領域にわたる研究課題に取り組んでいることが強く感じられます。⽇本ペプチド学会の研究者の皆様が,それぞれの研究⽬標に邁進し,世界に⽻ばたける環境整備に微⼒ながら貢献するのが⽇本ペプチド学会の使命だとあらためて感じております。積極的なご提⾔をなにとぞよろしくお願い申し上げます。最後になりましたが,皆様⽅のご健康とご研究の進展を願って新年のあいさつとさせていただきます。