ペプチドは、中分子でありながら、タンパク質と同等な機能(分子認識・シグナル伝達・会合による構造形成等)を持つ生体分子である。このペプチドの機能を用いた様々な応用が可能であるが、本フォーラムでは、ペプチドの基礎研究とともに、創薬等への応用も含めた講演を通して、ペプチド科学の将来の展望を議論したい。

日時 2025年5月15日 13:00〜17:30
場所 鹿児島大学理学部2号館 2階220講義室 〒890-0065 鹿児島市郡元1丁目21-35
世話人 吉矢拓(株式会社ペプチド研究所)、伊東 祐二(鹿児島大学 大学院理工学研究科 理学専攻 化学プログラム)
主催 日本ペプチド学会
後援 鹿児島大学
参加費 無料
内容
  1. 13:00~13:05 開会の挨拶 吉矢 拓(株式会社ペプチド研究所)
  2. 13:05~13:20 ペプチドとは何か? 伊東 祐二(鹿児島大学)
  3. 13:20~13:40 ペプチドデザインによるバイパラトピック抗体の機能制御 秋葉宏樹(京都大学)
  4. 13:40~14:20 アミロイドペプチドの相互作用をつくる・壊す・活かす化学 相馬 洋平(和歌山県立医科大学)
  5. 14:20~14:35 休憩(15分)
  6. 14:35~15:15 女性ホルモンが誘起する痛み関連神経ペプチド遺伝子の転写 松島 綾美(九州大学)
  7. 15:15~15:55 抗体模倣分子を用いた疾患関連脱リン酸化酵素阻害剤の開発 中馬 吉郎(新潟大学)
  8. 15:55~16:10 休憩(15分)
  9. 16:10~16:50 膜透過性ペプチドを基盤とした生物物理学観点からのユニークな細胞内導入 中瀬 生彦(大阪公立大学)
  10. 16:50~17:05 若手の講演を予定
  11. 17:05~17:20 若手の講演を予定