近年、ペプチド配列を精密設計することで、期待通りの二次構造・三次構造および集合構造(四次構造)を創製することができるようになっています。また、ランダムライブラリーからのセレクションにより、狙った機能を有するペプチド材料の創製も盛んに行われています。本フォーラムでは、ペプチドからなるナノ集合体・イオンチャネル・触媒・細胞機能調節材料の創製と評価について、国内の主たる研究者に話題を提供して頂き、材料化学や創薬・医療への展開に関して討論することを目的とします。

  • 日程:2019年10月5日(土)13:00〜18:00
  • 場所:鳥取大学工学部講堂 https://eng.tottori-u.ac.jp/
  • 主催:日本ペプチド学会
  • 共催:日本化学会
  • 後援:高分子学会
  • 参加費:無料
  • オーガナイザー:松浦 和則(鳥取大学工学部)
  • 講演者
    • 13:05~13:50 玉村 啓和(東京医科歯科大学 生体材料工学研究所)
      「機能性素材・創薬を指向したペプチドミメティック」
    • 13:50~14:35 川野 竜司(東京農工大学工学研究院)
      「脂質二分子膜デバイスを用いた膜ペプチド計測」
    • 14:35~15:20 稲葉 央(鳥取大学工学部)
      「Tau 由来ペプチド設計に基づく微小管内部空間の機能開拓」
    • 15:40~16:15 新井 亮一(信州大学繊維学部)
      「タンパク質ナノブロックによる自己組織化ナノ構造複合体の創製」
    • 6:15~17:00 高谷 光(京都大学化学研究所)
      「メタル化ペプチドを基盤とする人工酵素の創製」
    • 17:00~17:45 溝端 知宏(鳥取大学工学部)
      「環境応答型分子シャペロンが見せる可逆線維化反応とその応用」